時間 ;81分
公開年 :1980年
ジャンル:アニメーション
映画「王と鳥」
◆あらすじ(途中まで)
舞台は、タキカルディ王国。国を治めていたのは、国王シャルル16世。子犬の愛犬を1匹飼っている。
王は普段から少しでも気に入らないと感じた人間を次々と処刑していた。ボタンを押すと城の床に穴が開き、対象者を穴から地下へと落とす処刑だ。
この恐ろしい王を配下の者や国民は嫌っていた。そして国王も彼らを嫌っていた。
城にはエレベーターがあり、297階には王の隠し部屋があり、そこには睡眠用のベット、酒、彫刻や絵画などの芸術品が置かれていた。
部屋には王がお気に入りの絵画があった。羊飼いの美しい少女の絵だ。王が見ているだけで幸せな気持ちになってしまう絵だった。王は絵の中の少女に恋をしていたのだ。
夜、王はベットで寝ていると部屋に飾られた2枚の絵画が話出す。羊飼いの少女と煙突掃除の少年の絵画だ。少年と少女はお互いに愛し合っており、それを双方で気持ちを確かめていた。
その光景を見ていた3枚目の絵画が動き出す。王の肖像画だった。王の肖像画は、羊飼いの少女に愛を語り、結婚するように迫るが、煙突掃除の少年は拒絶する。
少年と少女は絵画の中(世界)から飛び出し、姿形は本物の人間になり、肖像画の王から逃げるために部屋から出て行ってしまう。
肖像画の王は激怒し、絵から飛び出し2人を追おうとする。しかし物音で寝ていた本当の王(国王シャルル16世)が目覚めてしまう。
本物の王は、自分そっくりの人間(肖像画の王)と対面したことに驚きパニックを起こす。部屋へ警察を呼ぼうとするが警察が到着する前に肖像画の王によって本物の王は地下へ落とされ処刑されてしまう。
肖像画の王は、王にすり替わり(偽)王になる。見た目はそっくりで声も同じ、行動や思考さえも同じであるため、配下や家臣の者は気づかないのだ。
(偽)王は、逃げだした2人の少年と少女を探し出すように命令する。まるで本当の王のように・・・・。
以上が、本作品の途中までのあらすじです。
「続きは本編でお楽しみ下さい!」
【監督】
・Paul Grimault
【登場キャラクター】
・王
・鳥
・煙突掃除の少年
・羊飼いの少女
・警察長官
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個人的メモ
フランス作品。
1952年の『やぶにらみの暴君』の改作。
ジャンルはドラマ・ロマンス。
画面サイズ4;3【1.33:1】。
スタジオジブリ経由でDVD化。